【合戦名】
川中島の戦い
【説明】
甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信が北信濃の覇権を争って激突した合戦が川中島の戦いです。合計五回の戦いが行われており、中でも永禄四年(1561年)九月の第四次は激烈な戦闘となった。
上杉軍は八月十六日、五千の兵を善光寺に残し一万三千の兵を率いて妻女山に布陣した。武田軍はこれに対して二万余の大軍団となって二十四日、茶臼山に陣取った。しかし、布陣を終えて五日。戦況は膠着したままであった。
士気の低下を恐れた信玄は、山本勘助に打開策を聞いた。そこで勘助が献策したのが有名な啄木鳥戦法だ。
兵を二手に分け、別働隊が上杉軍を背後から攻撃し、敵が山を下りてきたところを本隊が待ち受けて挟み撃ちにするというもの。
啄木鳥がくちばしで木をたたき、飛び出した虫を食べる様に例えた戦術だ。九月九日、別働隊一万二千が妻女山へ向かった。
信玄の本隊八千は八幡原に鶴翼の陣で布陣。ところが謙信は何か動きがあることを察知した。夜になり謙信は篝火を燃やして偽装し、兵を率いて夜露に紛れ妻女山を脱出、粛々と千曲川を渡った。
いよいよ決戦が始まります!!決戦の模様は後編にてご紹介させて頂きます。
■ 川中島の戦い(後編)
https://www.jp-history.info/historic-sites-and-statue/1613.html
※写真は第四次川中島の名シーンともいわれる武田信玄と上杉謙信の一騎打ちです。
【川中島・場所・アクセス】
長野県長野市小島田町
【川中島の戦い合戦場・地図】
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