陸奥宗光 宛
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三四郎及、龍も一所に大兄の御咄相聞しに、芸州の方へは別段に三四郎が参るに不及かのよふ存込ミ居候。然ニ今日右よふの手紙が参り候得ば、もしつがふあしくはあるまいかと存候へば、御相談申上候。今日は三四郎も病気に候得バ、たれでも代人つかハし候間、御同行奉頼候。御帰り次第、佐々木の宿ニ御成奉願候。早々頓首。十三日龍〆楳太郎奥陸元二郎様左右 |
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三四郎(佐佐木高行)及び、私も大兄(陸奥宗光:海援隊士)のお話を聞きに、広島の方には別段三四郎(佐佐木高行)が行くには及ばないように思う。しかし、今日このような手紙が届いたのでもし都合が悪くなければ相談してみます。今日は三四郎(佐佐木高行)も病気なので、誰か代わりの人を来させてご同行の程頼みます。帰り次第佐々木の宿に来て下さい。13日龍馬楳太郎(龍馬変名)奥陸元二郎様(陸奥宗光:海援隊士) |
坂本龍馬の手紙139通(現代翻訳文)一覧
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