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一筆啓上候。然ニ今日木圭より一紙相達候間、御覧に入候。同人事は御国の情ニ能通じ居り候ものにて、彼初強く後、女の如などは尤吾病にさし当り申候。何卒御国の議論も根強く仕度、唯此所一向ニ御尽力奉願候、謹言。八月廿六日直柔佐々木先生龍拝左右 |
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一筆書かせて頂きます。本日桂小五郎から手紙が送られてきましたのでご覧に入れます。同人事は土佐の国の事情とよく似ている。彼らは初めは強く出て、後は女のごとくふるまう、このようなことなどはもっともまずい病(土佐藩の弊害)なのです。何卒お国の議論を根強く、ただこの一点にご尽力の程宜しくお願い致します。8月26日直柔(龍馬本名)佐々木先生(佐佐木高行:土佐藩士) |
坂本龍馬の手紙139通(現代翻訳文)一覧
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