桂小五郎 宛
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一筆啓上仕り候。然るに天下の勢云々。さて─兼御心安キ─肥後庄村助右衛門、度々面会、大兄にお目にかかりたきよし。其故は云々──この間は石田栄吉よりくわしく申上げるお聞取りにてご返書願い奉り候。─〇なにとぞ、御思召しのほどお聞かせ願い奉り候。謹言。六月十日龍馬木圭先生才谷 |
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一筆書かせて頂きます。天下の勢い云々です。さて、兼ねてからの仲の肥後の庄村助右衛門(熊本藩士)が度々面会にきて、大兄(木戸)に会いたいとのこと。これはさておき、この間は石田栄吉(土佐藩:海援隊士)から詳しくお話させるのでお聞きの上ご返事下さい。何卒お考えのことをお聞かせ下さいませ。6月10日龍馬木圭先生(木戸孝允)才谷(龍馬変名) |
坂本龍馬の手紙139通(現代翻訳文)一覧
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