お登勢 宛
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此一品ハきみへにおつかハし被成度、あれハ今どこにおるかしらん、たゞきづかい候。此度ハ下の関にせつかくつれてこふとおもいしニ、やれ々、又これよりながさきにかへるわ。言わいでもよろしきことなれども、御きおつけて被下まし。四月廿七日おとせさま梅より |
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この一品は君江(妻お龍の妹)に差し上げて下さい。彼女がどこにいるのか知らないけど、心配しています。この度は、下関へせっかく連れて行こうかと思っていたが、やれやれ、またこれから長崎へ帰るわ。言わなくてもいいことだけど、くれぐれもお気をつけて下さいね。4月27日お登勢様(寺田屋女将)梅(龍馬の変名)より |
坂本龍馬の手紙139通(現代翻訳文)一覧
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