お龍 宛
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右の本を御こし可被遣候。太刀のゑがかいてあるナリ。やどにてかりてあるたんすのひきだしの下タのはしのひきだしに、白ラさやのたんとふがある。御こし可被遣候。才谷梅太郎謹付貴价申候。 |
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次に書く本を寄こして下さい。太刀の絵が書いてあるものです。宿で借りてあるタンスの引き出しの下の端の引き出しに、白い鞘の短刀がある。これも送って下さいませ。才谷梅太郎(龍馬の変名)謹んでお願いします。(お龍は龍馬からの手紙を他人に見せたくなかったため、全て焼却してしまっている。現在この一点だけが確認されている) |
坂本龍馬の手紙139通(現代翻訳文)一覧
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