森田 晋三 |
|||
出身 | 土佐藩 | ||
職名 |
土佐藩出身の海援隊士であるが、土佐藩から出向という形である。
土佐藩士森田三蔵の養子となり森田性を名乗る。
文久年間、藩命により長崎に出張、慶応元年と2年には上海に渡航しました。
長崎を舞台に土佐交易の開拓と伸長のため力を尽くしました。
慶応3年4月の海援隊士のなかにも名前が出てきます。
維新後は岩崎弥太郎の九十九商会に入り、明治19年まで三菱本社に勤めました。
少年時代より絵に巧みで、はじめ南画を学びましたが、長崎出張中は清国人の画家に習い、上海では有名画人と交わって技を磨きました。
三菱退社後は詩文や画に余生を過ごしました。
享年57歳。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。