【城名】
横山城
【横山城の説明】
横山城は滋賀県長浜市堀部町と石田町にまたがる場所にあった山城である。
築城時期は永禄4年(1561年)、浅井長政が南近江の六角氏への防衛拠点として築城させ、城主には一族の「浅井井演」を任命した。
長政は織田信長の妹を妻とし軍事同盟を結んでいたが、信長が独断で浅井氏の同盟国である越前「朝倉義景」を攻めたためこれを機に反織田の路線を取る。元亀元年(1570年)から織田信長と交戦状態に入ると浅井氏の本拠「小谷城」の前方にある横山城は、にわかに重要性を増し信長は横山城を占拠し木下藤吉郎秀吉(豊臣秀吉)を城番とした。
秀吉はここを拠点として軍師「竹中半兵衛」と共に浅井氏攻略を行った。天正元年(1573年)9月に浅井氏が滅亡すると、秀吉は浅井郡・坂田郡を与えられ長浜城を築城する。これに前後して横山城は廃城となったと考えられている。
現在の横山城跡には特に重要な史跡などは残されておらず、城址碑や看板が建っている。
【横山城・場所・アクセス】
〒526-0814 滋賀県長浜市石田町
【横山城地図】
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