【城名】
金山城(太田金山城)
【金山城の説明】
金山城は群馬県太田市のほぼ中央にそびえる金山の山頂に築かれた山城である。
文明元年(1469年)に新田一族の「岩松家純」によって築城されたと伝えられている。
享禄元年(1528年)には「(横瀬)由良成繁・国繁」親子が岩松氏から「金山城」を奪いこの地域に勢力を誇った。戦国期の金山城は上杉謙信の攻撃を5度も退けるなど堅固な城であったようだ。
由良成繁・国繁親子は上杉謙信に従ったり、北条氏政に味方するなど離反を繰り返しながら家名を存続させていた。そして相越同盟が崩れると「北条氏政」に降り、以降北条方として戦国期を過ごした。
天正18年(1590年)、豊臣秀吉の北条征伐では小田原城へ入城し北条方として豊臣軍と戦った。金山城には家臣を残したが、豊臣方の「前田利家」らの軍勢により攻撃を受け落城し、その後廃城になったと考えられている。
なお、金山城は「関東七名城」の一つに数えられており「日本100名城」にも認定されている。城の遺構は石垣や空堀、曲輪、二ノ丸、三ノ丸跡が残されている。
【金山城・場所・アクセス】
〒373-0027 群馬県太田市金山町40
【金山城地図】
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