【城名】
桜洞城(さくらぼらじょう)
【桜洞城の説明】
桜洞城は岐阜県下呂市にあった山城である。
一般的には戦国大名で飛騨国守護の「三木直頼」が築城したとされているが詳細は不明である。
天正7年(1579年)に飛騨国を統一した「三木自綱」が松倉城を本城とするまでの間、三木氏の本城として使われていた。本城が松倉城へ移ると桜洞城は松倉城の支城となり、自綱の嫡男「三木信綱」が城主となったが信綱は謀反の疑いをかけられ松倉城内にて殺害された。
天正13年(1585年)、三木氏が越中の「佐々成政」に味方をしたことで秀吉の命により「金森長近」の攻撃を受けて落城する。そして、萩原諏訪城が築かれると桜洞城は廃城になった。金森長近は松倉城を落とし、飛騨を統一し新たに高山城を本城にすべく築城を開始する。
現在の桜洞城跡には空堀や土塁が残されており、本丸跡には「桜洞城跡」という木札が建てられている。
【桜洞城・場所・アクセス】
〒509-2513 岐阜県下呂市萩原町桜洞1721
【桜洞城地図】
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