【城名】
小浜城
【小浜城の説明】
小浜城は江戸時代初期に京極高次によって築城された平城である。
元々若狭の国は一色氏が治める地であったが織田信長、豊臣秀吉の時代には「丹羽長秀」が治めることとなる。
慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦いが勃発すると丹羽長重(長秀の嫡男)が徳川家康につくことを明確にしなかったため、転封となってしまう。一方関ヶ原の戦いで功績のあった「京極高次」が若狭一国を拝領し、後瀬山城を居城とする。
しかし、後瀬山城は山城であるばかりか手狭だったため交通の要所でもあり海運にも長けた小浜の地に新たに城を築く。これが小浜城である。
京極家は2代にわたり城を拡張し続けたが完成を見ることなく出雲松江城へ転封となる。その後徳川譜代大名の「酒井忠勝」が12万3千石にて入城すし、寛永12年(1635年)に3重3階の天守が完成しここに小浜城は完成する。
酒井氏はそのままこの地を治め続け、明治維新を迎える。1875年(明治8年)には本丸跡に小浜藩祖である「酒井忠勝」を祀る小浜神社が建立された。
【小浜城・場所・アクセス】
〒917-0095 福井県小浜市城内1-7-55
【小浜城地図】
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