上山城:最上義光の一族で天童家の庶流上山満兼の居城上山城【お城特集 日本の歴史】

【城名】
上山城

【城の説明】
上山城は現在の山形県上山市にあった城で、江戸時代には上山藩の政庁がおかれた地である。戦国時代には最上一族の天童氏の庶流「上山氏」が治める城であったが、(永正5年)1508年に伊達氏により攻められ落城した。その後、再び上山氏が城を奪還し城主としておさまった。

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その頃、天童氏は次第に主家である最上家と衝突することになり、一族の上山氏もこれに従う。天正8年(1580年)には最上家当主「最上義光」の陰謀により再び上山城は落城し、以後最上家の支城としてその役割を果たす。

元和8年(1622年)になると家督争いが勃発し最上家は改易に処された。最上家改易の後は目まぐるしく城主がかわり、「松平氏」「蒲生氏」「土岐氏」「金森氏」へと移った。その後、藤井氏(松平氏)が城主となりそのまま明治維新を迎えている。

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現在の上山城には、本丸跡・内堀・土塁・石垣の一部が残り天守は鉄筋コンクリートによる模擬天守である。






【上山城・場所・地図】
〒999-3154 山形県上山市元城内3-7

【上山城地図】



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