今治城:日本三大水城の一つで藤堂高虎が築いた名城 今治城【お城特集 日本の歴史】

今治城:日本三大水城の一つで藤堂高虎が築いた名城 今治城【お城特集 日本の歴史】

【城名】
今治城

【城の説明】
今治城は現在の愛媛県今治市にあった海城で関ヶ原の戦いの後に入封した「藤堂高虎」によって本格的な近世城郭へと改修した城である。日本三大水城の一つに数えられている。城の普請奉行としては「槍の勘兵衛」として著名な「渡辺了」が抜擢されたと言われている。

今治城:日本三大水城の一つで藤堂高虎が築いた名城 今治城【お城特集 日本の歴史】

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水掘には海水を引き入れ、海上からの船着き場を設け軍船が出入り出来る構造になっていた。本丸と二の丸は海側を向き高石垣を造り、陸側には土塁を設けただけだった。慶長14年(1609年)、藤堂高虎は伊勢の津へ移封となったが今治は養子の「高吉」が2万石で領した。

今治城:日本三大水城の一つで藤堂高虎が築いた名城 今治城【お城特集 日本の歴史】

寛永12年(1635年)、高吉は伊賀の名張に移封し、代わって伊勢国長島より松平定房が転封となり、以降明治維新まで松平氏の居城となった。今治の水城は明治期の廃城令により破却されたが、昭和の時代に五重の天守(復興コンクリート)が再建された。また、鉄御門や多聞櫓なども再建され、その他石垣や堀なども残っている。

今治城:日本三大水城の一つで藤堂高虎が築いた名城 今治城【お城特集 日本の歴史】

本丸には「藤堂高虎」の銅像が建っており、今治城は日本100名城79番にも選定されている。






【今治城・場所・アクセス】
〒794-0036 愛媛県今治市通町3-1-3

【今治城地図】





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