【城名】
名古屋城
【城の説明】
名古屋城は元々尾張にまで勢力を張っていた今川氏の支城でありそれを織田信長の父「信秀」が攻め落として支配した。この時は「那古野城」と書いて「なごやじょう」と呼ばれていた。その後、信秀は那古野城を嫡男「信長」に譲り一時は織田信長が城主として治めていた。
弘治元年(1555年)信長は清須城(清洲城)に本拠を移したため、那古野城は廃城とされた。戦国時代も終息を迎えようとしていた時期、徳川家康は大坂の豊臣秀頼・淀君親子を牽制するため、廃城となっていた那古野城跡地に新しく城を築き、九男「徳川義直」の城とした。
城は広大な敷地に天守・小天守を中心に多聞櫓や櫓を築き、堅固な城門をいくつも建造し日本屈指の近世城郭が完成した。その後は徳川御三家の一つとして代々尾張徳川家がこの地を治め、明治維新を迎えている。明治時代に入ると廃城令が発令されたが名古屋城はドイツ公使の計らいにより保存された。
しかし、太平洋戦争がはじまると惜しくも天守・小天守・御殿など多くの建造物が消失してしまった。現在は天守が鉄筋コンクリートにより再建され、その他、御殿や隅櫓・本丸表ニノ門などが再建され、現在の名古屋城は「国指定史跡」「日本100名城44番」に選定されている。
名古屋城(1/350)日本の名城プラモデル
【名古屋城・場所・アクセス】
〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1-1
【名古屋城地図】
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