- 全藩, 北海道・東北地方
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【藩名】
相馬中村藩
【説明】
慶応4年(1868年)の戊辰戦争では南境の「磐城平藩」や北境の「仙台藩」とともに「奥羽越列藩同盟」に参加し、浜街道を北上してきた新政府軍に対して「仙台藩」や「米沢藩」と共に応戦(磐城の戦い)した。しかし、中村藩は旧式の装備に小藩でもあり、既に「奥羽越列藩同盟」の敗色が濃厚であると判断し、早々に新政府軍に降伏した。
同年7月には「奥羽越列藩同盟軍」へ参加している藩兵への糧食の供給を停止し、8月2日に開かれた重臣会議により同盟軍からの離脱と、新政府軍への降伏を決定した。すぐさま仙台藩の重臣からの抗議を受けたがこの決定は覆されず、8月7日には薩摩藩兵や長州藩兵らと共に奥羽鎮撫総督「四条隆謌」が中村城に入り名実ともに降伏した。
これ以後、中村藩は新政府軍の軍事拠点となり「中村城」は解体された。明治4年に発令された「廃藩置県」により中村藩は消滅し「中村県」が成立した。その後、中村県は平県と合併されて「磐前県」となり、さらに「福島県」に併呑されることになる。
【場所・アクセス・地図】
〒976-0042 福島県相馬市中村北町140
【相馬中村藩地図】
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