勝山城(越前):柴田勝家の一族柴田勝安が築城した越前勝山城(模擬天守)【お城特集 日本の歴史】

勝山城(越前)/アクセス・場所・地図 柴田勝家の一族柴田勝安が築城した越前勝山城【お城特集 日本の歴史】

【城名】
勝山城(越前)

【勝山城の説明】
越前勝山城は現在の福井県勝山市にあった平城である。
柴田勝家が主君「織田信長」より越前国を拝領すると勝家は一族の「柴田勝安」に勝山城の築城を命じた。

勝家が滅び「豊臣秀吉」が天下を握ると、次々と城主が変わったが慶長6年(1601年)「結城秀康」が越前国を拝領するとその領地に組み込まれた。その後、結城家改め松平家が減封になると、寛永元年(1624年)、松平直基が3万石をもって封じられ勝山藩の藩庁が置かれた。

勝山城(越前)/アクセス・場所・地図 柴田勝家の一族柴田勝安が築城した越前勝山城(模擬天守)【お城特集 日本の歴史】

その後、松平直良が入封するが、正保元年(1644年)に移封となり、勝山は一時期「天領」となった。元禄4年(1691年)になると「小笠原貞信」が2万2千石で入封し、以後明治維新まで小笠原氏がこの地を治めた。宝永5年(1708年)には、幕府より築城の許可が下り、7代藩主「小笠原長貴」の代に完成を見た。

そのまま小笠原家が代々城主を務め、明治の「廃城令」により建物は取り壊された。城の遺構はあまり残されておらずいくつかの門が現存する他、城跡に石碑が立つのみである。なお、昭和時代まで天守台跡や石垣が残っていたようである。

勝山城(越前)/アクセス・場所・地図 柴田勝家の一族柴田勝安が築城した越前勝山城(模擬天守)【お城特集 日本の歴史】

勝山城跡付近には日本一の高さを誇る模擬天守を持つ「勝山城博物館」が建っているが類代の「勝山城」との関係性はない。






【勝山城(模擬天守)・場所・場所】
〒911-0822 福井県勝山市平泉寺町平泉寺85-26-1

【勝山城(模擬天守)地図】



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