【城名】
水口城
【水口城の説明】
水口城は滋賀県甲賀市水口町水口にあった平城である。
石田三成が初めて城主となった水口城は水口古城と呼ばれており、現在の水口城跡とは別の場所にある。
慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦い以降徳川家の所領となった水口は、三代将軍「徳川家光」の定宿として築城され、築城者は「小堀遠州」と言われている。本丸には二条城を模した御殿が建てられ、水堀に囲まれた石垣や隅櫓などから構成された城であった。
しかし、この城は家光が上洛した際に1度利用したのだけでその後は城番が置かれることになる。天和2年(1682年)には「加藤明友」が2万石で入封し、水口藩が立藩されその後、一時期「鳥居氏」が治める城となるが再び加藤氏の居城となり明治維新を迎えている。
明治時代に入り城は解体され廃城となり、水堀や大手門、出丸跡などの遺構が残る他、本丸跡には「水口城資料館」が建てられている。
【水口城・場所・アクセス】
〒528-0023 滋賀県甲賀市水口町本丸2-29
【水口城地図】
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