【城名】
仙台城(青葉城)
【仙台城(青葉城)の説明】
仙台城は宮城県仙台市青葉区の青葉山にあった平山城である。
青葉山には伊達政宗の築城以前から城があり、千代城と呼ばれ鎌倉時代末期から室町時代中期にかけて島津氏が居城し、室町時代末期には国分荘の国人の国分氏が居城したと伝えられている。
一時期、政宗は叔父である「国分盛重」と意見が合わず対立し、盛重は出奔してしまう。この時千代城は一旦廃城となったようである。慶長5年(1600年)の「関ヶ原の戦い」が終わったあと、政宗は徳川家康の許しを得て本拠地を千代城へ移し、大がかりな城の改修を開始した。
政宗が築城した当初は山城であったが戦国時代も終わり、太平の世になると二代藩主「忠宗」は、寛永14年(1637年)二ノ丸に藩主住居と政務を行う建物を建立した。以来、仙台藩の政務はここで行われるようになり、青葉山の麓には三ノ丸も増築され仙台城は平山城へと変貌した。
以降、幕末の戊辰戦争を含めて仙台が戦場になることは一度もなく、城が攻撃を受けることは一度もなかった。現在の仙台城跡は「青葉山公園」として整備され、二ノ丸や三ノ丸跡には大学のキャンパスや博物館が建てられている。
また、石垣や土塁が残る他、「支倉常長像」や天守台のあった本丸跡には「伊達政宗騎馬像」が建っている。
【仙台城(青葉城)・場所・アクセス】
〒980-0862 宮城県仙台市青葉区天守台川内1
【仙台城(青葉城)地図】
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