- お城・城跡, 北陸, 戦国時代, 日本100名城
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【城名】
七尾城
【城の説明】
七尾城は室町時代に能登守護職の「畠山満慶」が築いた山城と伝えられている。築城当初は砦程度の規模と予想され、政庁も七尾市府中に置かれていた。
戦国時代に入ると群雄割拠となり城の防備の必要性から七尾城へ本格的に移ったようである。畠山義続・畠山義綱が城主の頃には日本5大山城に数えられるほど強固な城になっていた。
1576年(天正4年)、隣国越中・越後の上杉謙信が能登に侵攻し七尾城は包囲されるが約一年にわたって持ちこたえた。しかし、重臣の中で織田信長派と上杉謙信派に分かれ、徹底抗戦して織田家の援軍を待つと主張する長続連と、あくまで上杉謙信に降伏すると主張する遊佐続光、温井景隆らの対立により城は開城に決した。
その際、織田信長につくことを主張し続けていた長一族は殺害されている。一方、上杉謙信が急死すると形勢は逆転し、再度侵攻してきた織田家がついに七尾城を陥落させ城代として「菅屋長頼」が任命される。その後能登は「前田利家」が領することとなり交通の便に不便な七尾城は廃城となる。
七尾城は日本100名城34番に選定されている。
【七尾城・場所・アクセス】
〒926-0025 石川県七尾市古城町
【七尾城地図】
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