【城名】
白石城
【城の説明】
白石城は宮城県白石市にある伊達家重臣「片倉家」が代々治めた城である。徳川幕府による「一国一城令」から例外として認められたことにより破却されずに済んだ。もともとは鎌倉時代に白石氏が同地に土着し、白石城の礎を築いた。上杉家が会津へ転封になると白石城は会津領となり上杉景勝の重臣「甘粕景継」が城代として入城した。
しかし、慶長5年(1600年)に勃発した「関ヶ原の戦い」の奥羽戦線で伊達政宗が白石城を攻め落とし、叔父の「石川昭光」を城代とした。その後は政宗の重臣「片倉景綱」が城主として任命され、明治維新まで片倉家がこの地を治めた。戊辰戦争では新政府軍に占領され一時は盛岡藩の管理下に置かれた。
明治時代に入ると全国に廃城令が発令され、白石城も破却されてしまう。現在の白石城は木造で復元された三重三階の復元天守であり、益岡公園として整備されている。
【白石城・場所・アクセス】
〒989-0251 宮城県白石市益岡町1-16
【白石城地図】
コメント
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片倉小十郎が伊達政宗から拝領した白です。代々片倉家が城主でした。素晴らしいお城です。